ドイツ軍パップテント(テントシート)
友人のバンドックソロベースに魅せられた僕はパップテントを求め彷徨う。
魅せられ過ぎというか、影響受け過ぎなんですよね。
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ドイツ軍パップテント
こいつも激渋です。フレクター迷彩が度肝を抜きますね。
スペック
そんな広くないし、ポールなしの重さで3.3kg。
ポールはトレッキングポールで代用しています。丈夫だし、無段階で調整出来てポールとしての利便性高いですよね。
評価点
渋い
ポーランド軍のテントと同様です。渋い。
フレクター迷彩ということでポーランド軍テントより浮きます。ガチの迷彩ということもありますので。
オールコットン
これもポーランド軍のテントと被ります。というか軍幕なのでほぼ被ってますよね。
薪ストーブ使用可
元々雨具としての使用も出来るようで、袖口にあたる部分から煙突を出すことが出来ます。それか、連結部分。
連結部分を使用する場合にはポールを二股化しないとスペースが足りないですね。
僕は二股にはしていないので薪ストーブを使ったことはありません。
コット使用可
横幅があるのでコットを入れることが出来ます。
コットを使うとコット下に物を入れることが出来るので、スペースの節約になりますね。
不満点
狭い
やはり狭いです。居住性、良くはないですね。
ただそこは軍幕、ワイルド力でカバーします。
そして狭くて天井が低いので、冬はヒーターアタッチメントでも熱が拡散して暖かくなるという利点もありますね。
ポールが無い
純正ポール、あるようですけどフルセットで売ってることってほぼないです。
110cmという微妙な高さ(100cmでも可)なので、やはりトレッキングポールが良いかと。
雨漏りがする
2枚のテントシートを連結しているということで、連結部から雨漏りがします。
ポーランド軍のテントについてはボタンを2重に留めるので、豪雨でなければ雨漏りはあまりしませんが、ドイツ軍パップテントについては雨にはしこたま弱いです。
雨天時の使用については上にタープを張る等対策は必要ですね。
跳ね上げをする為には加工が必要
加工無しの場合だと再度部分からの出入りになりますが、いちいちボタンを付け外しするのは面倒です。
既製品のパップテントのように前面を出入口や跳ね上げにする場合はファスナー加工が必要です。
素材がかなり厚手ということもあり、普通のミシンでファスナー取り付けをしましたが、針が5本ぐらい折れました。
スムーズに加工するためには強力なミシンが必要だと思います。
また、テントシートを切る際にはとても緊張します。
やってはいけないことをしているような感情になりましたね・・・。
総評
狭いし雨漏りするしで利便性は正直終わってますが、間違いなしにかっこいいです。
フレクター迷彩のガチ感でファミリーキャンプ場では圧倒的に使いにくいですね。引かれるのではないか・・・。
ファスナー加工は面倒ですが、自分で手を入れると愛着は湧きます。
そういえば、USパップテントはこのテントシートよりサイズが大きいようですね。
他フランス軍やベルギー軍はこのドイツ軍のテントシートと同様のサイズのようですね。
軍幕、興味を持つと色々な軍のものを使いたくなりますよね。
軍幕沼にもハマりかけてるなぁ・・・。